55歳ドコモ社員、「呪」のファクス32枚送信
すんません、iPhoneとか携帯電話とか、全く関係のないエントリーです。
55歳ドコモ社員、「呪」のファクス32枚送信 (スポーツ報知)
調べによると熊木容疑者は7日、自宅の“固定”電話から県内に住む女性(51)に8回、無言電話をかけた疑い。翌8日には女性の名前と「呪」の文字を書いたファクスも32枚送っていた。同容疑者は容疑を認め「自分のことを思い出してほしくてやった」と供述している。
いやー怖いなぁ。
うんうん、これは怖い。
本当に怖い怖い。
本当にiPhoneとか携帯電話とか関係のないエントリーなんで、ダルイ方はスルーしちゃってください。
念のため、折り込んでおきます。
こういう迷惑電話系に関しては、携帯電話本体でも、また携帯電話各社でもサービスとして無料で拒否することができる機能っていうのはたくさんある。
本体で拒否する場合、確かdocomo端末での設定なら話し中の音が相手に流れるから、別に「うはw着拒されてるしww」ってバレることはなかなかナイ。
携帯電話会社のサービスを使うと、ガイダンスは随時変更はされていくんだけど確か「お客様のご要望によりお繋ぎできません」とかそんな感じのガイダンスが相手に流れたかと思う。
で、耐えられない!もうムリ!っていう人は、手数料を払えば電話番号変更が可能。
間違い電話(電話番号が似ていてかかってきてしまう、もしくは番号の前の持ち主の人宛に頻繁にかかってきてしまうとか、かわいそうな間違い電話。)に関しては手数料が無料だけど、迷惑電話・いたずら電話系は拒否の機能やサービスがたくさんあるからそっちを利用してもらうように促されるし、それでも手に負えない場合のみ、手数料を支払って電話番号変更っていう流れになる。
ただ、メールアドレスが変更になってしまう。
docomoはどうだったか忘れたけど、SoftBankは変わってしまう。
メールアドレスは、電話番号に対してついているものだから、電話番号が変わってしまうとメールアドレスも変えざるを得ない、前のものを使えないって感じでしょうか。
まぁ、メールアドレスも使われなくなってしばらくすれば(30日だっけ?忘れた)また使えるようになるとかあるんですが、そこまでして前のアドレス使わなくてもいいじゃんって思うけど。
んで、話を戻しますが…電話番号を変更したとしても、docomoの内部にそういう人が潜り込んでいたとしたら、調べようと思えば調べられますよね。
確かdocomoの場合…
- 契約者本人が来店「電話番号が分からなくなっちまった!手続きしたいけど出来ねぇ!」と申告
- 運転免許証で本人確認
- 電話番号を調べてくれるdocomo本社の専用番号に電話
- 担当の人に、本人が来店している旨と運転免許証の番号とか、なんか色々伝える。理由とかもだっけ。
- 分からなくなっちまった番号を教えてくれる
- 電話番号が分かったので手続きする(別にしなくてもイイ(
- 電話番号を調べたショップスタッフは、「いつ、誰の番号を、どのような理由で調べたか」の管理簿に記入
なんか、こういう手続きがあったような気がします。
でもさ、本人が本当にその場に来店しているかなんて、ぶっちゃけ電話の向こう側の担当の人には分からない。
免許証番号?
そんなんね、ショップに置いてある顧客検索端末使えば一発で分かるっちゅーねん。
生年月日も、住所も、ぜーーーーんぶ。
ファミ割を組んでいれば、一つの番号が分かれば、他に誰の番号と家族割引を組んでいるのかっていうのも出てきちゃう。
だから、サブ携帯の番号だけを教えていて、メインの番号は秘密にしていたとしても、ファミ割を見れば分かってしまう。
ファミ割を組んでいなくても、一括請求にしちゃっていたら、そこを見れば分かっちゃう。
※でもファミ割を組んでいないと本当は一括請求にしちゃダメだったような…。今は変わったかな?
で、先述した「どっかに電話して電話番号を調べる方法」は、ファミ割を組んでいなくても、一括請求をしていなくても、普通に調べて出てこない困った困ったー!っていう時に使う、最終手段。
今のところ、どのようにして女性の現住所を知ったかは分かっていない。
いや、やろうと思えばやれるんだって。
勤続年数が長くて、業務知識があれば簡単に思いついてしまいますとも…と、私は思う。
そんな個人情報で溢れている場所に、こういうことをする人が潜り込んでいるって、本当に怖いことだと思う。
昨日までは普通の人だったかもしれないけど、ホント、恋愛とか絡んでくるとどうなるか分からないよね…。
「理性」の問題になってくるんだと思う。
個人情報を大量に扱う会社に勤めていると、普通の状況だったら、勝手に誰かの個人情報を覗こうなんて絶対に思わない、思えない。
検索したモノは、全てログに残されているのだから。
個人情報を大量に扱う会社に勤めていれば、ちょっと頭を使えば他人の通話明細記録を取り寄せることだって簡単にできてしまうと思う。
「そんなのできないよ!」っていう人は、もっとちゃんと業務マニュアルを読むべき(ぇ
抜け穴なんて、たくさんある。
でもそれを実行しないのは「理性」があるからじゃなかろうか??
その「理性」がぶっ飛んでしまうのは、どういう時なんだろか。
彼氏が浮気した時?
片思いの人のことを全て知りたいと思った時?
もしLIMUがそういう業界の人だったとしても、絶対にLIMUはやらないなぁ。
だって、やっちゃいけないことだから。
どんなにどんなにその人のことが好きだったとしても、やっちゃいけないことは、やっちゃダメ。
それでももし、LIMUがそういう業界に勤めていて、好きな人が浮気して別れるとかなんとかなって、なんか本当に好きで気が狂いそうでどうしようもなくて、「理性」がぶっ飛んでしまいそうな時は…その人に「頼むから別のキャリアにMNPかなんか、なんでもイイからどっか去ってくれ。手数料は出してあげるから。」と言う。
※自分がその会社を辞めないところがポイント(笑)
別キャリアの顧客情報は、見ることができないからね(笑)
さて、LIMUの結論。
別れた彼女・彼氏が携帯電話業界の人間で、自分の新しい引越し先を知られたくないとか、なんかそういうのがあれば、携帯電話のキャリアも思い切って変えましょう。
住所変更したって、電話番号変更したって、どこまでも追いかけることができてしまうのがこの業界…。
彼氏とか彼女が、例えばdocomoのスタッフさんだったとしたらさ、「安く新規作れる〜♪」とか軽い気持ちで頼んじゃうんじゃない?
普通に別れてくれる人ならイイですけど。
最近は、本当に何を考えているか分からない人が増えてきているっていうのが、悲しい現実…。
中途半端なことはせず、引越しまでしてしまうくらいの別れ方だったら、携帯電話のキャリアも変更しましょう。
中途半端に解約して、新規で作る携帯電話も同じキャリアとか、意味ありませんから。
怖いね〜。
「人」が「人」の情報を扱う怖さ、このニュースで改めて思い知らされた。
別に殺人が起きたわけでもないし。
顧客情報漏えいとか、よくニュースでもあるし。
個人情報がお金になるっていうのも知ってるけど。
でも、「人間の感情」が絡んでくる犯罪って、本当に怖い。
怖い怖い。